これはもうかれこれ15年以上前の話です。当時中学生だった私は友人のAちゃんの家へお泊まりをすることになりました。Aちゃんの家は2LDKのボロいアパートで、そこにAちゃんとAちゃんの弟、そして両親の4人暮らしの家庭でした。2LDKに家族4人はかなり狭いですし、その上常に散らかっており、玄関から居間までいつも歩くスペースがないほどでした。Aちゃんの家へは何度か遊びに行ったことがあるので、どのような状況かはなんとなく把握をしていました。

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「あんなゴミ溜めの家に泊まりに行くのも嫌だなぁ」とは思いながらも、友人との約束を破れない自分がいました。結局、約束を果たすために、泊まりに行くことを決意した私。Aちゃんの家に行くと、既にAちゃんとAちゃんの母親が大掃除を始めていました。「あら、○○ちゃん。いらっしゃ〜い」そう言ってAちゃんの母親は、まだ全く片付いていないゴミ屋敷の中に平然とした態度で私を迎え入れました。私は居ても立っても居られず、掃除に加担することにしました。そして、足の踏み場の無いAちゃんの部屋の隅から、私は真っ黒に汚れた水槽を発見しました。それが、物凄い悪臭を放っていました。よくよく話を聞いてみると、これは学校の教室のメダカの水槽の中に居たタニシを貰って、育てていたものだそうです。水槽が真っ黒なのは、手入れを全くしていないからでした。吐き気をこらえながら、私は1人水槽を抱えて外の公園へと駆け出し、水飲み場の水道の所で中の汚水を流しました。なんと、これだけひどい環境でもタニシは生きており、タニシの生命力に感動しました。その後もAちゃんの部屋を2時間片付けましたが、全く片付かず、結局きたない部屋で一夜を明かすことになりました。まさか女の子の部屋から悪臭を放つ水槽が出てくるとはおもわず、衝撃的でした。もう二度とあのような体験はしたくありません。

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